日本の住宅では、内装材にビニールクロスを使用する住宅会社が一般的です。 理由は「価格が安い」「施工が早くてラク」だからです。
ですがそのようなコストや施工上の都合だけで一生住まう家の素材を決めてしまって果たしていいのでしょうか?
ビニールクロスは空気を通さない為、調湿効果は期待できません。また、最近のクロスは難燃タイプもありますが、火災になれば最終的には燃えてしまいます。
漆喰は表面に無数の小さな穴のある多孔質素材の為、調湿効果があり湿度の高い時は壁面から湿気を吸い込み、低い時は逆に水分を帆移出して部屋の湿度を適度にコントロールしてくれます。
また、漆喰は不燃材ですので燃える心配もなく、有害な煙ももちろん発生しません。
そしてシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害物資も吸着して無害化する効果もあると言われています。
以前、鳥インフルエンザが大流行した時に鶏舎に白い粉を撒いていたのをTVニュースで見た方もおられると思いますが、あれは漆喰の元となる消石灰を使っています。漆喰は強アルカリ性の性質の為、とても強い殺菌力を持っているのです。
他にも消臭効果、防カビ効果など素晴らしい効果を秘めた素材だから、ミヤホームではこだわりをもってお客様にもお勧めさせていただいております。
子供は大人よりも呼吸する量自体は少ないのですが、体重1キログラムあたりで比較すると、大人の約2倍の量の空気を摂取していることになります。※1
家は人が一生のうちで一番長く過ごす大事な場所です。
これから何十年を家族が暮らしていく家の中で空気の質をより安全なものにするには、自然素材の漆喰仕上げの家を是非お考えになられてはと思います。
ミヤホームでは内装の天井、壁は最初から漆喰塗り仕上げが標準仕様です。
※1 東京都福祉保健局 科学物質の子供ガイドライン「室内空気編」参照
漆喰は表面に無数の小さな穴のある多孔質素材のため、調湿効果があり、湿度の高い時は壁面から湿気を吸い込み、低い時は逆に水分を帆移出して部屋の湿度を適度にコントロールしてくれます。
漆喰は「呼吸する」と言われるように消臭力(異臭の吸収・分解力)に優れた素材で、家の中の様々な生活臭を消してくれます。
漆喰は主原料の消石灰の強アルカリ性のため、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害物資も吸着・分解して無害化する効果があり、家族の健康を守ってくれます。
漆喰は強アルカリ性で、とても強い殺菌力を持っているため、インフルエンザウイルスも99.9%不活性化させる効果があります。
新型コロナウイルスも構造的にはインフルエンザウイルスと同じ「エンベロープウイルス」になるため理論的には同じ効果があると言われています。
漆喰の強アルカリの殺菌効果と結露など防ぐ調湿効果のため、カビやダニが発生しにくいと言われています。
カビやダニの発生を防ぐことで、アレルギー対策になります。
漆喰は不燃材料として認定されている火災になりにくい素材です。
万が一、火災になってもダイオキシンなどの有害な煙が発生しません。
漆喰は調湿性がある為、水を吸い込みます。ビニールクロスは水をはじくのでまったく逆の性質です。
ジュースなど色のついた液体がかかった場合、漆喰の壁は吸い込んでしまいます。また、壁のスイッチ周りなどには手垢が付いたりしますが、簡単なメンテナンスで汚れを落とすことができます。
ビニールクロスの壁と同様に漆喰も傷ついたりしますし、破損もします。
漆喰の壁の傷などが将来的に味わいになるとお考えの方もいらっしゃいますが、見た目や強度を気にされる方もいらっしゃいます。
これらも定期的なメンテナンスで、間単に補修することができます。
汚れやキズの補修はサンドペーパーなどで表面を軽くこするだけで簡単に落とすことができます。
大きな汚れもすぐに水を染み込ませたスポンジなどを押し当てることで汚れが取れます。
クラック(ひび割れ)はなるべく発生しないよう施工に配慮はしておりますが、塗り壁の特性(壁の表面が水分を吸ったり吐いたりすることで調整作用がある)のため、100%完璧に防ぐことはできません。
もしクラックが発生した場合には水で溶かした漆喰を塗り込むことで誰にでも簡単に補修することができます。
クラックが入っている場合は、表面ではわからない部分で症状が進行している可能性もあります。
ミヤホームでは年に1回は施工主様にお伺いしてアフターメンテナンス(定期点検)を行っていますのでお気軽にご相談ください。